ランドセル選びで最も重要な8つの事

まず、ランドセル選びは、お子様と一緒に楽しむということが大前提です。
ランドセル選びでは、色んなお悩みを持つ親御様もいらっしゃいますが、そのお悩みを澤田屋ランドセルがすべて解決致します！

小学校入学というものはどんなお子様にも親御様にも記念すべき瞬間です。
6年間共に歩んでいくわけですから慎重に選びたいですよね。

これからランドセルを選ぶ親御様・お子様の為にも、
ランドセル選びを終えたママスタッフがおすすめの選び方をお伝えします。

• POINT1

  予算設定

  ランドセルの購入予算はどのくらいがいいの？

  まずはランドセルを購入する為の予算です。ランドセルを販売する会社は、大きく分けて3つがあります。

  1. １．工房系
  2. ２．メーカー系
  3. ３．小売

  工房系	・職人さんが全てを手作りしている。 ・価格は5万円〜が相場。
  メーカー系	・量販なので5万円前後が平均価格。
  小売	・製造工場に依頼しランドセルを制作。（販売店は、ほぼ小売と言っても良いです） ・販売価格も一概には言えませんが、2万円から5万円ほどです。

  工房ランドセルは4-6月くらいには人気カラーは売り切れます。
  しかしメーカー・小売に関しては、通年通して在庫がある事もあるので覚えておきましょう。

  まずは、工房で検討するのか、それとも量販のメーカー・小売で検討するのか、を決めていきましょう。そこで予算が変わります。
  昨今ではランドセルの価格が高騰しています。その理由は革製品の高騰により本革を使ったランドセルが影響を受けている為です。
  高価格帯で今や8万以上もざらにあります。

  ここは私たちの意見になりますが、果たしてそこまで価格の高いランドセルは必要でしょうか？
  本当に必要かどうか子どもとしっかり話合いたいですね。

  チェックポイント

  • ・予算設定は、購入する会社の種類で変わる
  • ・価格の高いランドセルが本当に必要かどうか子どもとしっかり話合いましょう。
• POINT2

  デザインだけで選ばない

  子どもがほしいランドセルにするのが一番いい？

  当然ですが、ランドセルは大人ではなく、子どもが持つものです。まずは子どもがどういう色を欲しがっているのか見極めてあげましょう！
  しかし子どもは今しか見ていません。

  女の子の場合はキャラものや派手なデザインを選びがちです。私の子どもは男の子ですが最初は赤が欲しいと言っていました。赤を選ぶのはダメなことではありませんが「高学年になって赤色だと恥ずかしいかもよ」と説得したところ当店の人気カラーでもあるキャメルブラウンに決定しました。

  個性もありますので、キャラもの・派手なデザインがダメだとは思いません。
  しかし、高学年になりそれを持っていて恥ずかしい思いをしないのかどうかも親御様が考えてあげることも大事ですね。
  つまり、目先の欲しいデザインだけで選ばずに、長期的に6年間使用する事を考えてデザインを選びましょう。
  また、2,3年経つと誰しもが好き嫌いの趣向は変わるものです。子どもだと尚更ですよね。ですので出来るだけ自己主張しすぎないシンプル寄りのランドセルが良いと、ラン活を終えた経験から感じた事です。

  チェックポイント

  • ・目先の欲しいデザインだけで選ばずに、長期的に6年間使用する事を考えてデザインを選びましょう。
  • ・出来るだけ自己主張しすぎないシンプル寄りのランドセルが、6年間使いやすい。
• POINT3

  軽さで選ぶ？

  ランドセルの重さはできるだけ軽いほうがいい？

  結論から言いますと、ランドセル自体の重さはそこまで重要ではないのです。
  昨今では、ランドセルに入れる荷物が多すぎると、メディアに取り上げられるほど、問題視されています。
  現在、市場に出ているランドセルの重さは、大体1000~1400g前後のランドセルが一般的です。ですので、ランドセル単体の重さでいうと、どのメーカーを背負い比べしてもわからない事がほとんどなのです。

  つまり重要なのは、ランドセル自体の重さではなく、ランドセルに入れる教科書や文具用品が一番関係してくるのです。
  先述しましたが、実際に自宅に持ち帰る荷物が増え肩こりや腰痛になる子どもが増えています。学校から持ち帰る教科書関連があまりにも多くなるようなら、出来る限り置き勉をするようお子様に勧めてあげましょう。
  また、男の子の場合は女の子と違って中高学年になることで体格が大きくなり力もつくので、その負担は少なからず軽減されますが、女の子の場合は筋肉量が少ない為、ダイレクトに身体に負担がかかってしまいます。
  ランドセル自体の重さも当然大事ですが、重要なのは小学校に上がり通学するようになってからが一番重要なんだと感じました。

  • ランドセルの重さ

    1000~1400g前後

    
  • 

  • 持ち物の重さ

    7kg前後

    

  

  親御様に知ってほしい知識

  

  2005年当時はランドセルに教科書を入れて、サイドに給食袋・体操着袋などをかけた状態で平均の重さが5キロ前後でした。
  しかし、今では同じ条件でなんと7キロ前後が平均の重さになっています。平均で約2キロほど重さが増しています。ではなぜ、そこまで重量が増えたのでしょうか。
  それは、脱ゆとり世代の実施で教科数が増えページ数が増えた事が原因です。そしてランドセル自体も、時代の流れとともに大型化になりました。脱ゆとり世代の実施で現代の子どもがダイレクトに影響を受けてしまったという事実があります。
  また、米国が研究した結果ですが、7-8キロの物を背負うと子どもは前に10度傾きます。後ろに倒れないように猫背になってしまうんですね。つまり、体重が軽い子どもにとって2-3キロの差はとても大きいので、昔に比べて腰痛・肩こりの子どもが増えて来ているんです。すでに人ごとではない問題にまで発展しています。

  ランドセルの重さはそこまで重要ではないという事がわかりました。重要なのは荷物の量です。荷物が多すぎると体に負担がかかり、腰痛や肩こりに繋ります。タブレット化が進んでいるとはいえ、完全に導入されるのはまだまだ先の話です。つまり、親御様がお子様の為に、どうしたら腰・肩への負担が軽減出来るのかをしっかり向き合わないといけません。ちなみに、私は自宅で使わない教科書などは持って帰ってこないで出来るだけ学校に置いて帰ってきなさいと伝えています。
  各ご家庭の方針もある為に、一概には言えませんが、是非ラン活中の親御様に参考になれば幸いです。

  チェックポイント

  • ・ランドセル単体の重さはそこまで重要ではなく、どのメーカーもほとんど差がない。
  • ・なるべくランドセルに入れる荷物の量を減らすことが重要。
• POINT4

  耐久性（丈夫さ）で選ぶ

  ランドセルの丈夫さはどうやって見分けるの？

  ランドセル選びで重要な項目ですが、耐久性に関しては軽すぎるランドセル以外はほぼ変わらないと言えます。
  例えば少し前に大手から販売されていた1キロを下回るとても軽いランドセルがありました。ここで疑問が浮上しますが、なぜそんなに軽く出来るのでしょうか？
  それは使っている素材の量が少ないからです。ランドセルの厚みを薄くしたり、ポケットを1つなくしたりすると、使う素材の量も減りますので当然、重さも軽くなります。しかし、厚みを薄くすると、耐久性・安全性に直結します。つまり、軽くする＝耐久性・安全性が損なわれてしまうんです。耐久性が損なわれると保証があるといえど6年間持つかどうかの疑問が生まれます。

  韓国では親御様がランドセルを持たせたい！という意向が強いんです。その理由は防災面で役立つからです。韓国も日本と同様、地震が多い国です。頭や体を守るという目的もあるわけですから、当然安全面も劣ってしまいますよね。というところから軽すぎるランドセルは安全面・耐久性も劣るという理論的な結論になります。

  また、耐久性に大きく関係してくるもう1つの要因は、縫い目です。

  

  当店のランドセルでは、縫い目にバラツキがないのがわかります。他社との製法や縫い目と比較しても全く遜色ありません。
  正直、ここを見てる方はとても少ないです。縫い目が雑だと1年でボロボロになってしまうケースもあります。
  実際に、他メーカーで購入され、修理のみを澤田屋ランドセルで出来ないかという問い合わせを頂いたことがありますが、そのランドセルは使用して2年ほどでした。
  ランドセルは数百のパーツを組み合わせて完成させますので、やはりその繋ぎ目が非常に重要になってくるという事です。
  ですので、縫い目の部分を見て決める！という事も選択肢の1つに入れて頂ければと思います。

  チェックポイント

  • ・ランドセルの重さを極端に軽くする＝耐久性・安全性が損なわれる。
  • ・耐久性に大きく関係してくるのは縫い目。バラツキがない縫い目かどうかチェック。
• POINT5

  フィット感で選ぶ

  子どもの体にあったランドセルを見つけるポイントは？

  ランドセルを背負う際、当然ながら身体に合っているかはとっても重要です。

  • 肩ベルトと肩がフィットしているか
  • 背中と背当てがフィットしているか
  • 背負って違和感がないか

  大きく分けてこの3つがポイントになってきます。

  肩ベルトと肩がフィットしているか

  ランドセルの作り自体はどこも大きく変わりはありません。しかし牛革は使い始めは非常に硬さがあるので違和感を感じやすいです。お子様から、肩が痛い・違和感がある！などの意見が出てくる可能性もあります。だからといって牛革がダメだと言うことではありません。革は使用し続けるとしっくり使いやすくなる生地です。背負ってみて違和感や痛みなどがないのが重要なんですね。

  背中と背当てがフィットしているか

  肩ベルトは長さ調整が出来ますので、そこさえ合わせる事で、ちょうど良いフィット感になるかと思います。どのランドセルも肩ベルトの長さは大きく変わることがない為、長ささえきっちり調整してあげれば、背中と背当ての隙間はなくなります。少しキツイかなと思うくらいが丁度良いです。
  背中と背当てに隙間が出来ると、ランドセル本体が後ろに引っ張られ、前かがみになり猫背になります。そこから肩こり・腰痛の原因になります。低学年で肩こり・腰痛を訴えるなんてあってはならないことです。子どもの成長にダイレクトに影響しますので、背負い方をしっかり教えてあげたいですね。
  ちなみに、澤田屋ランドセルでは背負い方のレクチャーもしております。

  背負って違和感がないか

  肩や背中のフィット感は大事ですが、上記でお話したように、違和感や痛みを訴えないかを重視してあげましょう。

  神奈川県座間市に澤田屋ランドセルのショールームがございます。是非ご来店くださいませ。

  

  もし、店舗には行けないというお客様に安心の、7日間の返品返金交換保証もございますので、ご安心くださいませ。

  

  チェックポイント

  • ・肩ベルトと肩がフィットしているか、背中と背当てがフィットしているかをチェック。
  • ・背負ってみて違和感や痛みなどがないかが重要。
• POINT6

  容量（サイズ）で選ぶ

  A4クリアサイズとA4フラットファイルサイズってどう違うの？

  ランドセルのサイズは大きく分けて2サイズあります。
  A4クリアサイズとA4フラットファイルサイズのランドセルがあります。 軽さで選ぶで触れましたが、小学生の持ち物は年々増え重量も2,3キロは増えています。その原因は、教科が増え教科書も増えたことが原因です。
  つまり、持ち物が多いのでA4フラットファイル対応のランドセルを選ぶのがベター！子どもの健康の為、肩こり・腰痛の軽減をする為にも、親御様が必要ではない物は出来るだけ学校に置いてくるよう教えてあげてくださいね。
  なぜA4フラットファイル対応が良いのかを下記ページで詳しく解説しております。是非ご覧ください。

  チェックポイント

  • ・ランドセルのサイズは、A4フラットファイル対応を選ぶ。
• POINT7

  購入して終わりではない

  ランドセルの修理や保証は大丈夫？

  ランドセルを選びは、購入して終了ではありません。ランドセルは6年間持つように作られていますが、毎日使用するものでいつ何があるかわかりません。子どもが使用するのですから当然です。
  「ナスカンがなくなった」「肩ベルトが根元から外れた」「友達にカッター等で傷をつけられた」など小学生には色々な事が起こるものです。
  そう言う時の為に購入後のアフターサポートはしっかりしているのかが重要です。

  • 例えば
  • ・ 修理期間中の代替え品はあるの？
  • ・ 修理が不可能なくらい潰れた場合どうなるの？
  • ・ 友達に傷つけれてしまった！

  など、小学校に上がった後のサポートが充実しているランドセル会社を選びましょう。6年間使用するものなので、6年保証がない販売店は絶対NGです。
  どこよりもお客様へのサポートを充実出来るよう、スタッフ一同日々努力しております。6年保証の内容をご覧くださいませ。

  

  チェックポイント

  • ・購入後のアフターサポートがしっかりしているかチェック。
  • ・6年間保証がない販売店は絶対NG。
• POINT8

  実際にあった失敗談

  • 1．子供の体格にあった軽いランドセルにするべきだった。
  • 2．デザインだけでは無く、内側もしっかり見ればよかった
  • 3．ランドセルの中身を薄めの色にして失敗。汚れてしまうから全体的に濃い色を選ぶべきだった。
  • 4．A４フラットファイルが入るかは重要
  • 5．派手なランドセルを選んでしまった。高学年になるとかなりはずかしい。
  • 6．キラキラしたランドセル。かなり傷が目立つ。高学年だとかなりダサい。
  • 7．キャラクターものとコラボしたランドセル。高学年になると使えない。
  • 8．購入が入学前で欲しかった色が完売(出来るだけ早めの購入をオススメします)
  • 9．割引中に買わなかった。全く同じランドセルなのに早期割引だと10％OFFだった。
  • 10．1000g以下のランドセルを買ったら細かい部分が壊れた。軽さを考えすぎて、耐久性が最悪。
  • 11．色々見すぎてドツボにはまった！何を基準に選んだらいいかわからなくなった。
  • 12．メーカーものだからって必ずしも良いとは限らない。
  • 13．定番のシンプルなカラーにするべきだった。

  

  失敗してしまう原因とは？？

  こう見ると、かなり失敗される方は多いのですね。
  まず、失敗する理由としては、『知識の情報源がすべてネットだから！』
  これが一番の失敗の理由だと思います。

  つまり、WEB上だけの知識だけではなくて、店舗に電話したり・実物を見に行くなどをして確認をした方が良いでしょう。
  当店はランドセル専門店で、ランドセルの専門スタッフがご相談を承っておりますので
  いつでもお電話・メールでご不明点を解決することができます♪