ランドセルの知られざる歴史
ランドセルヒストリー
ランドセルの歴史は江戸時代までさかのぼり、なんと400年以上も前の事なんですね。おじいちゃん・おばあちゃん世代から、数十年前までといえば、赤と黒しかありませんでした。ですが、今ではたくさんのカラーバリエーションの展開になっており、中にはゴールドなどの異色もあります。しかしデザインは変わっても昔から日本人になじみは深くこれからも切っても切れない関係です。意外と知られてない誕生秘話もあり、今と昔の比較と共に歴史を紐解いていきます。

ランドセルの発祥はオランダ

ランドセルの発祥はオランダ
私たちほとんどの日本人は『ランドセルって日本が発祥でしょ!?』と思われている方がほとんどですよね。でも実は、そうではなくて、オランダで使用されていた鞄をランセルと呼んでおり、それが日本に輸入され、なまって、ランドセルという言葉になったんですね。
しかし、子供用の鞄としての用途はありませんでした。学生鞄として使用されるまでは、あくまでも軍隊の為の鞄でした。そこで学生鞄として使用され始めたのは明治18年のことです。130年ほど前のことですね。そう考えるとすごく深い歴史なんですね!
当時、学習院(今でいう小学校・中学校)への登校は馬車や人力車が一般的でしたが、明治18年に禁止になりました。そこで、お弁当や教科書などを入れるための通学鞄として使用されていた歴史があります。軍人に鞄として使われていた時は「背のう」と呼ばれていました。当時は軍人により使用されていた鞄が全国の小学校に使用され始めたのは昭和30年以降になります。
本格的に普及が始まったのは、60年ほど前になるんですね。しかし、当時は地方だと、まだまだ普及は少なく、風呂敷を使用して通学する子供が多かったようですね。

戦後から急激に一般化

戦後から急激に一般化
戦後、日本が発展していく最中、学校では、「宿題」という文化が当たり前になりつつありました。つまり、学校から教科書を持ち帰り、自宅で勉強というスタイルになり必要不可欠になった歴史もあります。しかしながら当時のランドセルは天然皮革以外にもアルミ製もありました。

昭和ランドセルと澤田屋ランドセルの比較

・デザイン

ランドセルの今と昔
左の画像は当店のものではありませんが、見た目もここまで違います。ごく一部ですが、昭和20年代にはすでに絵柄や模様が入ったものもあったようです。花の絵柄や野球をする男の子が描かれたモノもあったようですね。

・重さ

当時はとても重量がありました。当店は約1200g前後ですが、当時は2000g近くの重さがあったようです。

・背負いやすさ

背負いやすさ
お世辞にもおしゃれとは言えないがですが、当時はこのデザインが主流だったんですね。当然、背負い心地などは一切考えて作られていません。荷物を持ち帰る為だけの用途だったという事は、昔のランドセルをみただけでもわかりますよね。しかし、昭和60年代に入った頃から市場自体の成長が一気に加速していくんですね。
昔は、安全性や利便性なども重視していませんでしたが歴史の流れとともに、ランドセルは子供にとって必須の生活必需品となりました。そんな子供たちの為に、当店は、子供の身体への負担を限界まで軽減出来るようなランドセル作りを日々試行錯誤しています。

大人ランドセルが流行り始める

海外セレブにも人気のランドセル

今までは、子供が使用するものでしたが、ヨーロッパ・海外セレブが背負ったことで、一気に大人用のランドセルが流行り始めます。実際、ハリウッド女優が背負った写真が世に出回りました。そこからは、数十万もするモノが一部で大流行し、手に入ることすら難しいほどになります。大人用ランドセルの人気は実店舗だけはなく、通販でも在庫が品薄なほど、大好評となっています。その他にも横長やスタイルを変えたデザインも徐々にではありますが、増えつつあるようですね。