ランドセルを買うのは祖父母か両親か、市場の二極化がますます進む傾向

季節が足早で過ぎていくこの時期は、日ごとに空気が冷たくなるのを実感しますね。

街並みはどこもクリスマスのディスプレーでいっぱい!きらびやかなイルミネーションを見ていると、自然に気分が華やいで来ます。

私の友人たちはすでに孫のいる人も多く、この時期になると「孫へのクリスマスプレゼントにランドセルを贈る」という声がチラホラ。

友人たちを見ていると、ランドセル購入というのは、祖父母にとっての義務でもあり楽しみでもありというところなんだろうと感じます。

 

ランドセル購入層の二極化

ランドセルはおじいちゃん&おばあちゃんが買うべきもの?それとも、やっぱりパパとママが準備して上げたほうがいいの?実際のところはどうなんでしょうか。

ここ数年、ランドセル市場の二極化が進んでいると言われています。

澤田屋ランドセルの社長からも、「ランドセルの購入は、おじいちゃんおばあちゃんが孫にプレゼントするケースと、ご両親が自分たちで購入するケースに二極化しています。」という話を聞きました。つまり、お金の出所の二極化ということです。

 

ランドセルを購入した祖父母世代に向けた某アンケートによると、「自ら積極的にランドセルを買った」という回答と「娘や息子に買ってほしいと頼まれて」という回答がほぼ半々だったとか。どうやら、おじいちゃんやおばあちゃん方のランドセル購入動機にも、二極化の傾向があるようです。

 

ランドセル価格の二極化

さらに価格面でも、ランドセル市場の二極化の傾向が見えてきます。ザックリ言うと、驚くほど高額なラインと、手を出しやすい価格ラインの二極化です。

ランドセル価格が二極化している背景には、年々進む少子高齢化の影響が大いに関わっているのでしょう。

祖父母世代の絶対数が多い割に、孫世代の人数は減少しているわけです。それはすなわち、おじいちゃんやおばあちゃんが、孫ひとりにかけられる金額の増加につながっています。

 

そういった「余裕のある祖父母世代」をメインターゲットにして、最近では10数万円もする超高額なランドセルも珍しくなくなって来ました。

 

では、ランドセルの購入に関して、パパとママの世代に目を向けてみるとどうでしょうか?祖父母世代とは、ちょっと違う傾向が見えてきます。

かわいいわが子の大切なアイテムだから、出来る限り良質のランドセルを買ってあげたい想いは強いものの、いくら高額でも良いわけではありません。丈夫で使い勝手が良くて、子どもが気に入るステキなデザインで、なおかつ「リーズナブル」であるのがベスト!というのが、両親世代の本音です。

 

また、現代は「核家族化」していますので、祖父母世代に頼ることができない両親世代も相当数います。となると、なおさら自分たちにとって無理のない価格帯のランドセルを求めるようになるわけです。

そんなニーズに応えて、3万円前後の価格帯を中心に販売するランドセルメーカーが増えてきています。手に入れやすい価格ながら、機能性や耐久性、そしてデザイン性も、高額品にひけを取らないほど良質のものが多いのが、最近のランドセルメーカーの特徴です。澤田屋ランドセルも、その一角でがんばっています!

 

ランドセルの価格=愛情の大小ではない

もちろんパパやママ世代の中にも、10数万円のオーダー品や、平均相場のはるか上を行く高額ランドセルを競ってまで積極的に購入する方々も少なくありません。

そういう状況を見ると、ランドセル市場の二極化の背景には、少子高齢化だけではなく、経済格差という現代日本の世情が大きく関係していることを痛感します。

 

購入層の二極化、価格の二極化、と様々な現状は仕方のないことです。でも、ランドセル価格の大小が、愛情の大小と比例するわけでは決してありません。

大切なお子さんが6年間をともにするランドセルは、より良いものを適正な価格で選ぶのが一番大事です。